大阪市の市長の呼び方は「横山さん」
大阪市は、働き方改革の一環として、市役所内での職員同士の呼称を、役職や年齢に関係なく「さん」付けで呼び合うよう推奨すると発表しました。詳しい記事は、下記にリンクを貼っておきます。
【読売新聞】
市長は「横山さん」…大阪市、職員同士の呼び方を役職・年齢関係なく「さん」で統一
横山英幸市長が、民間企業による「さん」付け呼称の取り組みを知り、職員同士のフラットな関係性の構築を進めるため、導入を決めたそうです。既に全職員に通知されており、市長自身も率先して取り組み、「横山さん」と呼んでもらっているとのことです。 横山市長は2月20日の定例記者会見で、「『さん』を付けることで、丁寧なコミュニケーションにもつながる。義務化とまでは言わないが、この方向を目指していきたい」と語られています。
役職・年齢関係なく「さん」で統一することのメリットデメリット
まず、メリットとして考えられることが、「組織の風通しの良さ」です。
役職者や目上の職員に対しても「さん」で呼ぶことで、気兼ねなく相談しやすい雰囲気づくりに寄与すると思います。
逆にデメリットとして考えられることは、管理職の責任感が低下し、主たる業務である意思決定を避けるようになる場合があります。
今回の呼び方の統一について(私見)
今回の大阪市の取り組みも義務化ではなくあくまでも『丁寧なコミュニケーション』に
主眼が置かれています。
近年は、公務員の世界においても、材確保の観点から新卒の採用に比重を置かず、社会人経験者、民間経験者、他の公務員経験者など、幅広い人材の確保を実施しています。
入庁年次や、役職・年齢関係なく『丁寧なコミュニケーション』を実施していくことには、一定意義があると思います。
また、市長という立場のリーダーがこのように対外的にも発表し、積極的に推進していく姿は、素晴らしいと思いますし、大阪市役所で働く職員さんだけでなく、公務員を目指す方々へのアピールにもつながっていくと思います。
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