メルカリに出品した巨大岩塩が落札
愛知県の東浦町がフリマサイトのメルカリに出品した2つの巨大岩塩が、2025年1月、落札されたそうです。詳しい記事は、下記にリンクを貼っておきます。
【FNNプライムオンライン】
“元粗大ごみ”の厳選品も…メルカリにあるお得な『自治体の出品』500円のランドセルから75万円のグランドピアノまで
自治体のフリマサイトへの出品は珍しい??
全国では56の自治体が出品していて、それぞれに特徴があるそうです。
全国的には、メルカリと包括連携協定を締結し、プレスリリースされる自治体もあります。
東海地方で言いますと、名古屋市南区の「南リサイクルプラザ」では、並んでいる家具などは、名古屋市が家庭から出された粗大ごみの中からまだ使えるものを厳選したもので、メルカリに出品されているそうです。
また、名古屋市では、情報サイト「ジモティー」と連携して設置した「ジモティースポット名古屋」が好評だそうです。こちらの「ジモティースポット名古屋」については、不要になった家電などを無料で持ち込める店舗となっており、昨年10月の開店から3カ月で約3万8千点が持ち込まれているそうです。
【共同通信】
不要品再利用へ、名古屋市とジモティーがタッグ 東海地方初、実店舗好評
ジモティーは個人間の不要品売買サイトを運営されています。これまで、実店舗は東京都八王子市や川崎市、山口県光市などで出しており、東海地方では名古屋市が初出店となったそうです。店舗への持ち込みは名古屋市民に限られるそうですが、出品されたものは誰でも格安で買うことができるそうです。
粗大ごみは、処分する場合に手数料がかかるため、気軽に、無償で不要品を持ち込めることは市民にとってメリットになります。一方で名古屋市は、ごみの削減を期待されており、モティーによると、名古屋の店舗では、3カ月で持ち込まれたうち約9割(約100トン)が引き取られたそうです。市の担当者は「幅広い世代が、再利用という選択肢を持つきっかけになれば」と期待されているそうです。
今後、ジモティーは、他の地域での出店も検討するそうです。
今回の自治体のメルカリ出品について(私見)
メルカリやジモティーなどの民間事業者と自治体がタッグを組み、何もしなければ、ただ粗大ゴミとなる物が、「処分費用もかからず」、「安価で次の利用者につながれ」、かつ、「粗大ゴミも減る」という三方よしの方策だと思います。
厳密に突き詰めると、出品などに係る職員の人件費など、完全にコストゼロの施策ではありませんが、市民の方のリサイクル意識の向上や、自治体への収入など得られる効果も大きいため、今後も規模の大きい自治体などが実施していくことが期待されます。
近年は、税金滞納者に対する差し押さえ物品のオークションへの出品などの認知が進んでいます。 このように自治体の施策が多くの住民に知れ渡り、有効に活用されることを願い、今回の施策を応援していきたいと思います。
これはCTAサンプルです。
内容を編集するか削除してください。