市民の方から約254億円の寄付
兵庫県宝塚市は、2025年2月25日、老朽化した市立病院の建て替え費用として、市内在住の元会社役員のご夫婦から受けた寄付金250億円について、病院建設基金を創設する条例案を市議会に提案されました。基金から病院建設に必要な資金を充てられるそうです。
また、このご夫婦から手術支援ロボット「ダビンチ」導入のために寄付された3億9400万円についても、病院事業会計の補正予算案が提出されました。詳しい記事は、下記にリンクを貼っておきます。
【読売新聞】
多額の寄付は珍しい??
過去には、トヨタ自動車の元最高顧問、豊田英二さんとその遺族が、地元の愛知県豊田市にあわせて11億円を寄付された事例もあるそうです。市はこの11億円で、ものづくりに関する2つの基金を設立されました。
また、大阪府箕面市では、総額2億8千万円相当の金やプラチナの延べ板が、同市に住む87歳男性から寄贈された事例もあるそうです。寄付された男性から、「お世話になった市の発展のために使ってほしい」との思いを受け、市は延べ板を換金し、財源として活用していくそうです。
【朝日新聞】
2億8千万円相当の金の延べ板を寄贈 87歳男性、大阪・箕面市に
これらの事例以外にも、栃木県警のスーパーパトカーや、全国的にも寄付金による救急車の購入などが有名ですね。
【ベストカーWEB】
総額5000万円オーバー、栃木県警のスーパーパトカーたちはどれも寄贈車!
【産経新聞】
地元企業が寄付した3千万円で高規格救急車導入 大阪・摂津市、5台目で態勢整備
今回の多額の寄付について(私見)
ここまで高額の寄付を行われる方々は、とても素晴らしい方々であり、自治体としても感謝しても、しきれないのが正直なところだと思います。
アメリカで活躍する大谷翔平選手やドジャースに所属するムーキーベッツ選手など、アメリカでは、寄付やチャリティーイベントが定着しています。
日本においても「ふるさと納税」が一般に定着しましたが、中間業者の中抜きや返礼品の偏りなど、改善すべき点はありますが、寄付する文化が定着することは、とてもよいことだと思います。
「ふるさと納税」の改善点は、機会があれば、記事を書いてみたいと思いますが、「企業版ふるさと納税」の活用など、『自治体に寄付をするという選択肢』を、多くの人々に認知いただく施策を応援していきたいと思います。
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